犬ぞりに適したハスキー犬

ハスキー犬と聞くと、雪の中を犬ぞりで走っている姿をイメージする方も多いのではないでしょうか。
犬ぞりの歴史はとても長く、約4,000年以上もの時を遡る事となります。
そして、ハスキー犬は数千年もの長い間、北シベリア地方に住む遊牧民族の交通手段として重宝されてきました。
この犬ぞりこそが、彼ら遊牧民族にとって唯一の交通手段だったのです。

ハスキー犬は、約3,000年前に、シベリア北東に位置するチュコート半島に住むチュクチ族によって、
飼育・改良が行われたとされています。
その時に求められたのは、極寒の地という厳しい自然条件で生き抜く生命力の高さと、
人や荷物を載せて、長距離移動ができる能力です。
食料資源が限られていても、それを最大限に利用できる体力と、強い心臓、
そして強い抵抗力と意志を持った犬が、チュクチ族には求められていたのです。

ハスキー犬の特徴として現在でも、長距離を走ってもエネルギーをあまり必要としない点や、
優れた持久力は、数千年前と変わらず残っています。
このような特徴から、現在でも用務を行う事ができる犬として、活躍しています。